シロアリ駆除の

シロアリと一般的な蟻との違いは、以下のような特徴で判断することができます。

1. 体の形状

• シロアリ: シロアリは通常、体が白色または淡いクリーム色で、長く円筒形をしています。胴体、頭、腹部がはっきり区別されず、全体的に柔らかな印象です。
• 蟻: 一般的な蟻は、胴体、頭、腹部が明確に区別される3つのセグメント（部分）からなり、体がより硬い質感を持つことが多いです。

2. 触覚の形状

• シロアリ: シロアリの触覚は直線的で、短く、わずかに湾曲することがあります。
• 蟻: 蟻の触覚は通常、よく曲がり、先端が軽く膨らんでいることが多いです。

3. ウエスト（胴体と腹部の結合部）

• シロアリ: シロアリのウエストは非常に細く、胴体と腹部が明確に区別されないことがあります。
• 蟻: 蟻のウエストは比較的細く、胴体と腹部がはっきりと区別され、くびれていることが一般的です。

4. 羽の有無

• シロアリ: 成熟したシロアリには、一対の羽があります。これらの羽は前後の翼がほぼ同じ大きさで、同じ長さのペアとして見られます。
• 蟻: 蟻には羽がないことが一般的です。ただし、一部の蟻の種類は羽を持つことがあります。

5. 色

• シロアリ: シロアリは通常、淡い色をしており、白色または淡いクリーム色が一般的です。
• 蟻: 蟻の体の色は種によって異なりますが、一般的には黒、褐色、赤褐色、または黄褐色の色合いが見られます。

シロアリと蟻は似たような環境で見かけることがありますが、上記の特徴から区別できるでしょう。また、シロアリは木材や建物などに被害を与えることがあるため、シロアリの発見が重要です。もしもシロアリを見かけた場合は弊社までぜひ、ご相談ください。

シロアリは主に地下から侵入し、建物の基礎を通じて木材を食料にして生活します。また、ちょっとした隙間や割れ目を通じても侵入することがあります。

通常、シロアリは人体に害を及ぼすことはありませんが、シロアリに食べられた木材のすき間などからカビが繁殖し、間接的に人体に影響を与えることがあります。ガラスと陶器以外はなんでも食べてしまうと言われているシロアリ。最悪の結末を迎えてしまう前にぜひ、対策を講じましょう。

シロアリは通常、春から夏にかけて最も活動が盛んになりますが、一部の種類は一年中活動することがあります。活動は環境条件によっても異なりますので、違和感を感じる場合はすぐにご相談ください。

シロアリは木材を消化する特殊な酵素を持っていて、消化酵素を用いセルロースを分解して栄養を得ます。シロアリの主要な食物源はセルロースを含む植物材料なので、木造の建物はまさに「恰好の餌食」と言えます。

シロアリ駆除の無料点検は、シロアリ駆除の専門家があなたの家や建物を訪れ、シロアリの被害や活動を調査・報告するサービスです。潜在的なシロアリの問題を早期に発見することにより適切な対策を講じることができますので、ぜひお気軽にお申し込みください。

個々のシロアリの寿命は数か月から数年までと異なりますが、巣全体の生存期間は数年から数十年にわたることがあります。建物がある限り、シロアリにとっては半永久的に「餌」を確保することになるため、自然に居なくなることは無い、と認識しておいてください。